【千葉市中央区・相続手続き・Mさん】父が亡くなり相続手続きをしたいが、銀行口座の把握ができない事例
千葉市にお住まいのMさんより、相続手続きのご相談です。
相続人は、母親とMさん(長女)を含めた3姉妹の4名となります。不動産(土地・建物)は母親が住んでいるので分かるのですが、預金の口座が分からないとの事でした。
メインでご利用されていた口座以外にも、いくつか口座をお持ちだったらしいのですが、母親を含め検討がつかず、ご相談にいらっしゃいました。
当事務所より、可能な限り金融機関に対して全店照会をすることをご提案し、実行させていただきました。
(当事務所司法書士が相続人全員の代理人となって調べることができます)
全店の照会をした結果、分からなかった支店と預金口座や定期預金等が判明致しました。続いて、預金口座等の解約手続を行い、それぞれに分配し無事解決となりました。
故人の遺品整理をしても、財産の確定ができない場合は間々ございます。最低限どの金融機関と取引があるか生前にご家族に伝えておくことは、お亡くなりになった後に残されるご家族にとっては、ありがたい話だと思いますので、出来る限り生前に死後の話をしておくべきかと思います。