【Eさん・佐倉市・相続登記】相続登記の為に成年後見人を利用した事例
相談者でるEさん(長男)は、父が亡くなり相続が発生。分割協議の中で、父親名義の不動産を母親名義にしたいと考えていました。
実はお母様は寝たきりの状態で、既に判断能力が無いことがわかりました。
Eさんは、父親名義のを不動産を母親名義に変更し、介護費用等への資金にしたいと考えていました。相続人は4名(母親・長男・次男・三男)で兄弟も皆同じ考えでまとまっています。
まづ当事務所より、お母様の状態を聞いた上で成年後見制度のご提案をさせて頂きました。
成年後見人を選任することにより、お母様に代わって遺産分割協議書への署名・捺印が可能となり、不動産の名義変更・売却もその後できることもご説明。
Eさんは、当事務所にご相談に来た際に既にお考えはある程度まとまっており、対処の方法もある程度知っていたので、当事務所(司法書士)を候補者として、成年後見の申立を行いました。
申立にあたっての必要書類等をEさんに揃えて頂き順次行っていきました。裁判所に成年後見申立書を提出後、当事務所(司法書士)が選任されました。
その後は、Eさんの希望通り、父親名義であった不動産を母親名義に変更し売却することが出来ました。