【Aさん・印西市・生前贈与】将来の相続を想定し、土地建物を生前贈与した事例
ご相談者のAさん(父親)は、ご自分が住んでいる自宅の他にも家(土地・建物)をもっており、奥様と2人の子供(Bさん・Cさん)がいらっしゃいます。
Aさんの子供Bさんは、Aさんが所有している、もう一つの家に住んでおり、将来的には息子のBさんにあげたいと考えていました。
まず、当事務所として父親のAさんより、現在のご自身の状況やお気持ち等をお聞かせいただき把握させていただきました。
ご提案として、生前での贈与と公正証書遺言の2つを、それぞれメリット・デメリットをお話させていただきました。
結果的に、Aさんは贈与を選択されましたので、提携税理士とも相談の上、当事務所は所有権移転登記を行い、解決となりました。
相続後の事を見越して、生前に対策できた典型的な事例だと思います。父親であるAさんには2つの家(土地・建物)があった為、仮にAさんが亡くなった後は、奥様と2人の息子(Bさん・Cさん)の3名ですので、場合によってはトラブルになる可能性を心配しておりました。
財産の多い少ないに関わらず、一度将来的な相続に関する事を考えておくことは大変大切なことだと思います。