【Oさん・鎌ケ谷市・相続登記】介護施設入居のために空き家になっていた土地・建物を相続した事例
Oさんよりのご相談、被相続人はOさんの母親(父親は既に他界)相続人はOさんを含め3名(兄妹)。
お話の詳細を伺うと、Oさんのお母様は介護施設に入所されていて数年間ご自宅(土地・建物)は空き家の状態だったそうです。
兄妹で話し合った結果、自宅は兄妹全員が持家の為、利用価値が無く売却の方向でまとまったそうですが、相続手続き・自宅売却等に使う時間が取れない、また手続き等もどうしたらよいか分からないとの事で、当事務所にご相談にいらしたとの事でした。
当事務所より、土地・建物を共有で相続する事をご提案致しました。
若干、時間は掛かりましたが当事務所提携不動産会社に依頼し無事に売却が完了し、売却代金を3名で分割する事ができました。
空き家を相続すると、誰も利用していない間も管理する義務がありますので、将来的にも利用することが無い場合は、ある意味売却してしまうことも一つの手だと思います。(現在、全国で空き家問題が増加しています)
空き家問題は長年放置してしまった事で、その後色々なトラブルに発展してしまうケースが散見しています。(面識のない相続人が増えてしまった等)
相続時の土地・建物等の名義変更は速やかに行ったほうが、後々のトラブルを回避できると思われますし、また上記のように誰も土地・建物を利用する見込みが無いのであれば売却も一つの解決策とも言えます。