【Oさん・佐倉市・相続登記】母親が亡くなり相続人である兄弟が、それぞれ遠方に住んでいた事例
Oさん(長男)のお母様が亡くなって相続人は子供(兄弟)3人。Oさんも含めそれぞれ、東京都(八王子)・福岡県・北海道とお母親が住んでいたご実家から離れた場所に住んでいる状況でした。
内容としては、生前お母様がお住まいだった土地建物を売却し、その代金を兄弟3人で分けたいというご相談でした。 ただ、それぞれ違う場所に住んでおり、ましてや実家に近くないので、相続の手続き全般において物理的に厳しいのでサポートして欲しいとの事でした。
上記を踏まえ、当事務所より以下のご提案を致しました。
※離れている相続人が不動産の売却に全員で関わるのは、手続が大変なので、売買の手続きをしやすいよう一番近くに住んでいるOさん(長男)にいったん名義を移すことをご提案。
※「名義はOさん(長男)にするが、不動産が売却できたら、その代金を3分の1ずつ分ける」という内容の遺産分割協議書を作成。
※戸籍もあちこちの市町村からとる必要がありましたので、すべて当事務所で代行して取得。
※相続人の皆様には、当事務所よりそれぞれに書類をお送りしてご署名・ご捺印いただいき手続きにかかかる時間を短縮。
相続人(兄弟)の皆様のご要望を実現し、短期間で相続登記を完了することができました。
戸籍の取得から遺産分割協議書の作成まで、全て当事務所へご依頼いただきましたので、相続人(兄弟)は、印鑑証明書の取得と捺印だけでしたので、名義変更も大幅にが早く済むことができました。
名義変更も早く済みましたので、売却への流れもスムーズに進み、当初のご相談から2ヵ月ほどで売買契約まで完了することができました。
遠方にお住まいにも関わらず、非常にスムーズにいったのは、ご兄弟の動きが迅速であった事と、ご実家を売却後に現金を3名で分割すると言う協議が揺らぐことなく決定していたことも全てにおいてトラブルも無く解決できた点だと思います。