【千葉市・家族信託・Xさん】空き家の売却に伴う家族信託
千葉市に住むXさんよりご相談です。
最近、物忘れがご自身でも認識できるくらい進んでいるそうです。現在は自宅にお一人で住まわれていて、一人娘は県外で結婚し自立しています。娘さんが帰省した際に将来の自宅や相続の事を話した結果、自宅の活用は無いとの事。Xさん自信も介護施設への入居を考えています。ただ、自宅売却となるとすぐに済む話ではないし、その間に認知症やご自身が入院するような病気になってしまったらと、色々な懸念事項がでてきました。良い解決法はないですかとのご相談内容でした。
【解決策】
当事務所より解決策として家族信託のご提案を致しました。(介護施設への入居とその後の介護費用や直ぐに売却できない懸念、認知症のリスクを回避する。)
信託設計
委託者:Xさん
受託者:娘さん
受益者:Xさん
信託財産:自宅不動産
信託監督人:司法書士
残余財産帰属先:娘さん(Xさんが存命中に売却できた場合はXさん)
ポイントは、自宅売却の適切な手段として信託監督人を置き娘さんのフォロー及びアドバイスを行います。娘さんとしても法律家がいるので安心して自宅売却を任せらるという点です。