【千葉市・家族信託・Aさん】認知症リスクと相続税対策で家族信託を活用
千葉市にお住まいのAさんよりご相談です。
Aさんのお父様は資産家で代々の地主さんです。恐らく財産は数億円に上るとの事です。
ですが、最近お父様の記憶力低下や物わ忘れが散見しはじめ、認知症のリスクを感じるようになったそうです。
先の財産総額を鑑みても相続税対策も始めたいと思っていますが、いかんせん法律とか税金等には疎いので対策方法をお聞きしたいとのご相談でした。
Aさんは不動産賃貸業を行っており、妹さん全員がAさん(長男)が先祖代々の土地や家屋を引き継ぐことは同意しています。
そこで、当事務所にて税理士同席の上で様々なシュミレーションを行い家族信託活用でのご提案を致しました。
『家族信託を利用した相続対策』
ポイントとしては、今はまだ元気なお父様ですがいつ認知症を発症をするかもしれないというリスクの中で早急に対策を打たなくてはいけないことです。
・遊休資産の活用
・相続税評価減の対策
・納税資金の確保
現時点での上記対策は数年を要してしまう為、家族信託を活用するに至った経緯です。
信託設計
委託者:父
受託者:Aさん(長男)
受益者:父
信託監督人:司法書士(当事務所)
信託財産:全ての不動産・現金
残余財産帰属先:Aさん・Aさんの子(孫)