【印西市・事業承継・Uさん】遺言書を残しておいたため事業承継が上手くいったケース
印西市にお住まいのUさんの事業承継の成功例です。
実は、当事務所はUさんとはUさんの事業立上時よりのお付き合いでした。残念なことに病気を機にお亡くなりになってしまったのですが、生前よりのお付き合いがあったので遺言書を残してあり、事業をうまく継承する事ができました。
Uさんは一代で飲食業を6店舗まで成長させてきました。Uさんには息子さんが2人おり、仲は良く万が一Uさんが亡くなっても、事業承継や相続については問題がないと常々思っていましたが、念のためと思い数年前に当事務所にて遺言書を作成しておきました。
Uさんは最悪の事態(兄弟の仲が悪くなって事業が経ちいかなくなる事)を想定して、事細かに遺言書を作成しました。
相続手続きを含めて当事務所でお手伝いをさせていただいたのですが、その後もご兄弟のお手伝いを当事務所でさせて頂いております。Uさんの意思を継ぎ、長男さんが代表で経営に奮闘しており、現在では10店舗まで拡大成長しています。
今回、事業承継が上手くいった点には、いくら兄弟の仲がよくても、万が一を想定して遺言書を作成しておいたことだと思います。
人はいつ亡くなるか判りません。経営者ならなおさら将来の為の事前準備は、必要かと思います。
事業承継に失敗してしまう要因
・自分(経営者)はまだ元気で死なないと思っている
・亡くなる又は引退にせよ、その後の計画がない
・口頭だけで遺言を伝えている
・遺言・相続対策・事業承継対策はいらないと思っている
上記のようなマインドが経営者にあると、事業承継が失敗するケースが非常に多いです。
事業承継は相続を鑑みた上で、生前に事前に対策をしておくことをお勧め致します。
法律・税金等が絡む問題ですので専門家にアドバイスをもらいながら準備をすることをお勧め致します。