【佐倉市・相続手続き・Aさん】夫が亡くなり遺産の中に、地方に所有の不動産がある事例
佐倉市にお住まいのAさんの夫が亡くなり、相続手続きのご相談にいらっしゃいました。
一番の問題は、お亡くなりになったAさんの旦那様は山梨・新潟・長野に土地をお持ちでした。不動産投資の一環もあったそうなのですがご自分の趣味もあり、その地方に土地を所有し活用していたそうです。
相続人は、Aさん(奥様)と娘さんの2名なのですが、奥様はその土地を有効活用する術もなく、娘さんは嫁いでおり不動産の管理はおろか全く興味がないとの事でした。
Aさんと色々とお話させて頂いた結果、不動産は相続後売却するとの話でまとまりました。Aさんもご高齢ではありますので、当事務所にて売却から決済まで全てお任せ頂きました。
まず、各管轄にて相続による不動産の名義変更を行いました(この処理だけでも数か月を要しました)
次に、不動産の売却ですが当事務所協力不動産会社に依頼をし、買い手を見つける作業を遂行致しました。地方ゆえに買い手が中々見つからない土地(山林)もあり、難儀した部分もありましたが何とか買い手も見つかり売却することができました。
不動産(土地)は相続時にすぐに売却ができるかと言うと、そうではありません。もちろん都心や一般的な住宅地であればそうでもありませんが、地方で山林といった場合は売却にかなり時間がかかります。もしそういう土地をお持ちの場合は、将来的にどうするのか生前にご家族で話あっておくことも大事だと思います。