【千葉市花見川区・遺言書・Tさん】病院から外に出ることが出来ない状態で遺言書を作成した事例
千葉市の病院に入院されているTさんより、遺言書の作成をしたいとのご相談を頂きました。
(当事務所関連会社の「千葉老人ホーム・介護施設紹介所リーブス」経由での事案)
Tさんは、脳梗塞になってしまい命に別状はなかったのですが、残念なことに体の不自由がきかなくなってしまい、現在は病後のリハビリ入院をされていました。
入院中にご自身が病に倒れ、将来の事を非常に心配するようになり終活の準備を進めていこうと決心したそうです。
一番気がかりなのは、相続の際に妻や兄弟間で揉めないかと言うことでした。
当事務所より病院にお伺いし、面談をさせて頂きTさんの思いをお聞かせいただきました。その過程でTさんにとっては遺言書が一番良い方法だと思われ、ご提案させて頂きました。Tさんもご納得され公正証書遺言書の作成を進める事となりました。
前述の通り、Tさんは外出することも間々なりませんので、原案はTさんよりの要望をまとめさせて頂き当事務所にて作成致しました。公正証書遺言書の作成に当たっては、公証役場でご本人と証人2名の立ち合いの元作成するのですが、Tさんは病院から出られませんので、今回は公証人に病院まで出張してもらい、病室の中で作成する事ができました。
今回の事例のように公証役場へ出向くことが出来ない場合は、公証人に出張してもらう事が出来ます。Tさんも安心された様子で無事解決となりました。