【Hさん・白井市・相続手続き】父の余命宣告を機に相続の心配を解決した事例
相談者のHさん(長女)が、当事務所に来所され面談致しました。
詳細を伺うと、入院している父親が余命宣告を受けており、亡くなった後の相続をどうしたら良いかとの内容でした。
Hさん(長女)には、妹がおり、関係性も良好との事ですが、お互い相続の知識が全く無く姉妹共に父が亡くなった後
どう対処すれば良いか分からず不安でしょうがないとの事でした。
来所された際に、相続の一般的な処理についてご説明し、遺言等も併せて説明させていただきましたが、残念なことに
そうこうしている内に、お父様がの病状が急変し、お亡くなりになってしまいました。
結果的に、遺言を残すことはできませんでしたが、ご姉妹の関係性が良好なため平等に法定相続となりました。
父の住んでいた実家は空き家になりましたが、いずれ妹さんが住むという事で名義を変更、預金は長女のHさんに分配することで遺産分割協議がまとまりました。
当事務所で遺産分割協議書・不動産の名義変更と相続に関する一切の手続きをお手伝いさせていただきました。
お父様の存命中にご相談にいらしていたので、手続きや必要書類等も含め何のトラブルもなく2か月で手続きが完了となり無事、解決となりました。
相続は誰もが経験しますが、いつ起こるかは分かりません。専門家の立場からアドバイスさせていただくと、普段から将来的な事は、ご家族で話し合い、ある程度の準備は必要だと思います。
相続が発生した場合、必ず法律的・専門的な側面があり、また時間の制約もございます。上記にもあるように、相続が発生したら慌てないよう、事前の知識・準備が大切となってきます。また、専門家へのご相談も解決の早道となります。