【Aさん・印西市・相続手続き】相続財産の全容が分からない、手続にも時間が割けない状態での解決事例
千葉県印西市にお住まいのAさんは亡くなられたお母様の相続手続きについてご相談いただきました。
先祖代々引き継いできた土地に住む家系なので、自宅の土地・建物だけではなく、田・畑・山林といった
土地も市内に数多く存在し、Aさんご自身でも正確には把握できていない状態でした。
その他にもお母様は農協に貯金口座や出資証券を持っていて、その手続きもしなければいけません。
しかし、Aさんには同居している娘と幼い2人の孫がいました、娘は平日仕事に出ているため
Aさんは孫の面倒をみなければならないためなかなか外出することもできず、相続の手続きを進めることができませんでした。
Aさんには兄がいるのですが、都内に住んでいる兄には「仕事が忙しくて手続きする時間がない。母の財産はすべてAに譲るから手続きは任せる」と言われている状態でした。
Aさんから電話で相談を受けたひまわり司法書士法人の司法書士は、外出できないAさんのために自宅に伺い、ご依頼をいただきました。
そして次のような流れで手続きを行いました。
・相続手続きに必要な戸籍書類の代理収集
・お母様が所有している不動産を正確に調査するために名寄帳及び登記情報の取得
・農協の資産状況を調べるために残高証明書を取得
その結果、不動産は自宅土地・建物を含め、土地21筆・建物1戸があることが判明し、農協で有している資産状況も確認できました。
財産調査の結果、相続税申告の必要がないことも判明。
財産調査の結果を踏まえた上で当事務所が遺産分割協議書を作成し、お二人に署名・捺印をいただきました。
そして、不動産名義変更(相続登記)、農協の財産の解約・払戻し手続きを当事務所が代行し、無事にAさんに
すべてのお母様の遺産を引き渡すことができました。